切迫早産の話part1

育児

妊娠が発覚したのは総合病院に勤務中のことでした。3交代で夜勤もあり、時間外労働ばかりの日々。

看護師3年目だった私は、体調不良時も自分からいうことができずに働いていました。

周りのフォローを受けながらも業務を軽くしてもらっていましたが、基本的に立ち仕事でストレスも多かったと思います。

ある日の日勤業務終了時間頃「あれ?なんかおかしい。」と気付いたときには時すでに遅し。

大量の不正出血をしていました。白衣が真っ赤に染まり、師長さんの顔が青ざめているのが伝わってきました。

「どうしよう。まだこの子は産まれてくるタイミングじゃなかったのかもしれない。」

安定期に入っておらず、自然流産の可能性も考え、血の気が引きました。

師長さんの計らいですぐに産婦人科で診察を受けさせてもらうことができました。

先生からは「大丈夫だよ。」と声をかけてもらい、ホッと一安心しました。

それから、同僚のみなさんが仕事を代わってくださり、その日は帰らせてもらいました。

その時先生からは「仕事は続けても休んでもあなた次第。必要なら診断書を書くけどどうする?」

と言われました。私は仕事を休んで同僚の方にご迷惑をかけるわけにはいかない。と変な正義感があり、診断書の作成は頼みませんでした。

今、同じ状況になったら絶対に診断書を書いてもらっていると思います。

その後、出産予定だったかかりつけの産婦人科を受診すると「仕事はだめ。絶対安静」と言われ自宅療養が始まりました。

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